【ITパスポートの勉強時間は?】3週間で合格した勉強方法を徹底解説!

目次

ITパスポートとは

 ITパスポートとは、コンピューターシステムやネットワーク、データベース、プログラミング、セキュリティなどの基礎知識を問われます。この試験に合格することで、情報処理における基礎的な能力や知識を身に付けることができます。

また国家資格であり、詳しくいえば情報処理技術者試験の1つの区分になります。情報処理技術者試験とは、情報処理に関する知識と技能を認定する国家資格であり、全部で12の試験区分があります。

種別 試験区分 レベル
ITを利用する者 ITパスポート試験 1
情報セキュリティマネジメント試験 2
情報処理技術者 基本情報技術者試験
応用情報技術者試験 3
高度情報処理技術者 ITストラテジスト試験 4
システムアーキテクト試験
プロジェクトマネージャ試験
ネットワークスペシャリスト試験
データベーススペシャリスト試験
エンベデッドシステムスペシャリスト試験
ITサービスマネージャ試験
システム監査技術者試験

上記のように、情報処理技術者試験の初歩的な試験となっています。

ITパスポートの出題傾向

ITパスポート試験は、問題数100問で多肢選択式 (四肢択一)です。総合評価点が1000点中600点以上、かつ全ての分野別評価点が300点以上で合格し「情報処理技術者試験合格証書」が経済産業大臣から交付されます。

3つの分野から出題される

ストラテジ系問題

IT技術が経営全般にどのように影響を及ぼすか、経営戦略や財務・法務、業界の標準化などのテーマを扱っています。
IT技術と密接に関係のある法律である「不正アクセス行為の禁止等に関する法律」「個人情報保護法」などがよく出題されます。

また、経営分析の手法として、SWOT分析、PPM(プロダクトポートフォリオマネジメント)などの専門用語もよく出題されます。

【問題例】
クラスの学生の8科目の成績をそれぞれ5段階で評価した。クラスの平均点と学生の成績の比較や,科目間の成績のバランスを評価するために用いるグラフとして,最も適切なものはどれか。

1、円グラフ
2、散布図
3、パレート図
4、レーダチャート

【正解】

マネジメント系問題

システム開発やプロジェクト管理に関する手法や基本的な用語などに関する知識が問われます。
ソフトウェアライフサイクルプロセスの一連の流れと、それぞれのプロセスで実施する作業は理解しておきましょう。

また、プロジェクト管理で使用するWBS(Work Breakdown Structure)や、品質管理に使用するツール(PERT図など)の問題がよく出題されます。

【問題例】
システム開発プロジェクトにおけるリスク対応には,回避,転嫁,軽減,受容などがある。転嫁の事例として,適切なものはどれか。

1、財務的なリスクへの対応として保険を掛ける。
2、スコープを縮小する。
3、より多くのテストを実施する。
4、リスク発生時の対処に必要な予備費用を計上する。

【正解】

テクノロジ系問題

ハードウェアからソフトウェアまでIT技術全般を扱うため、幅広い知識が要求されます。
出題が多いのは表計算ソフトや関係データベースに関する内容で、キーやインデックスなどの基本的な概念は必須です。

【問題】
1台のコンピュータを論理的に分割し,それぞれで独立したOSとアプリケーションソフトを実行させ,あたかも複数のコンピュータが同時に稼働しているかのように見せる技術として,最も適切なものはどれか。

1、NAS
2、拡張現実
3、仮想化
4、マルチブート

【正解】

ITパスポートの勉強方法

試験の合格率は平均して50%前後で、2人に1人は合格しています。
決して難しい試験ではないので、独学で十分合格が目指せます!

インプットとアウトプットを繰り返す

まずは参考書を読んで知識を定着させましょう。このことをインプットと言います。
アウトプットは、練習問題や過去問解いてみて、しっかり理解できているか確認します。

いきなり過去問を解くのはある程度のインプットができていないと難しいので、まずはインプット優先で学習します。

ただ単純にインプットを繰り返すよりも、実際の試験を想定してアウトプットすることでより深く理解でき、限られた時間で問題を解く練習にもなります。

ITパスポートおすすめ参考書

僕が使っていたおすすめの参考書をご紹介します!

いちばんやさしいITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集

「いちばんやさしいITパスポート」は、ITパスポートテキストの中で4年連続売上1位の圧倒的な支持を受けています!

初学者でもわかるように細かく丁寧な解説

ITの世界はとにかく難しい用語が多くて初めて勉強する人にとっては、なかなか頭に入っていかないものです。

こちらのテキストは初心者でも理解しやすいように、分かりやすい解説と図を多数掲載しているので、初めての人にもスムーズに勉強を進めることが出来ます!

頻繁に出題される問題を研究

本書は、ITパスポートの全範囲をカバーし、それぞれの分野で出題される傾向の高い問題を網羅しています。

模擬試験も収録

本書には模擬試験も収録されており、実際の試験に近い形式での演習ができます。模擬試験を受けることで、自分の試験対策の課題を発見することができるでしょう。

このテキストはとても読みやすく、出題傾向の高い問題も知れるので、あまり勉強時間が取れなかった僕には最高の参考書でした!

おすすめ過去問サイト

ある程度のインプットが終わったら、過去問を解いていきましょう!

僕がおすすめする過去問サイトをご紹介します。

サイト名は、ITパスポート過去問道場と言います。

このサイトでできること
  • 模擬試験形式で出題される
  • 出題分野を指定できる
  • 試験回を指定できる
  • 回答に解説つき

僕はこのサイトの過去問をずっと解いていて、わからない問題があれば参考書を読んでいました。
最新の過去問にも対応しているのでおすすめです!

まとめ

ITパスポート試験に合格することは、決して難しいことではないです。

これから受験する人は、毎日のインプットとアウトプットを繰り返し、知識を定着させてください!

では、最後までお読み頂きありがとうございました🙇

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